全国6地域の代表が集い、地域の誇りを懸けて戦うフットゴルフ地域チャンピオンシップ2025TOKAI powered by 森永inゼリー。
11月1・2日、愛知新城市・パインフラットゴルフクラブで開催された大会で、関西選抜は昨年の5位から一つ順位を上げ、4位でフィニッシュした。

各ペアが大奮闘、初日から白熱の団体戦

初日の予選リーグでは、九州選抜との初戦を2−1で制して好スタート。
続く東海戦では惜しくも1−3で敗れるも、各ペアでの連携プレーが光った。
「まいど、おおきに、かまへんかまへん」と声を掛け合い、互いを鼓舞する関西らしい明るさがチームを支えた。

日没中断、ちーちゃん名物・早朝再開

3試合目の関東選抜戦では、日没によりプレーが途中で中断。
「あと１ホール、あと１打」で迎えた結末は、翌早朝の“ちーちゃん名物・モーニング再開戦”へと持ち越された。
冷え込む朝のグリーンで関西選抜は落ち着いたプレーを見せ、結果は引き分け。
その粘り強さが、予選突破に望みをかける貴重な勝ち点となった。

経験差を痛感、それでも確かな成長

予選最終戦・東北選抜戦を終えた時点で2勝2分1敗、3位通過。
順位決定戦では再び東北と対戦し、激戦の末に2−2。獲得ホール数で惜しくも及ばず、最終順位は4位となった。
試合後、選手たちは「マッチプレー経験不足を痛感した」「勝ち切る力をもっとつけたい」と口を揃えた。
それでも、チームとしての成熟度は確実に上がっており、フォアサムでの得点力は今大会でも随一だった。

初回から出場の関西選抜、悲願の頂へ

初回大会から全てのチャンピオンシップに出場してきた関西選抜。
今年も関西らしい明るさと粘りを武器に、全国の強豪と互角に渡り合った。
「あと１ホール、あと１打」。その悔しさを胸に、来年こそは悲願の優勝を――。
関西フットゴルフの歩みは、まだまだ続く。