第1回「このコラムを書く理由」フットゴルフを、レジャーで終わらせたくない。

Dear Wonderful Footgolf
TKMASA INSIGHT

Dear Wonderful Footgolf

文 / TKmasa(大阪フットゴルフ協会)

フットゴルフは、まだ小さなスポーツだ。 それでも、この競技には確かな可能性がある。 競技者として、そして普及に関わる立場として、 なぜ私はこのコラムを書くのか。その理由から始めたい。

「フットゴルフを、レジャーで終わらせたくない。」

それが、このコラムを書こうと思った理由だ。

私は2018年にフットゴルフを始めた。 あの頃と比べれば、競技者もプレーできる場所も確実に増えている。

ゴルフ場でフットゴルフをプレーする人の姿を見ることも、 少しずつ珍しい光景ではなくなってきた。

私が所属している和幸カントリー倶楽部でも、 フットゴルフをプレーしに来るお客様は確実に増えている。

まだ小さなスポーツ

成長はしている。 しかし――それでも、このスポーツはまだ小さい。

2026年現在、日本国内の競技者数は約160名。 フットゴルフがプレーできる場所は約30箇所ほどだ。

もちろん、数字の大小だけですべてが決まるわけではない。 ただ、スポーツとして発展していくためには、 まだまだ広がりが必要なのも事実だと思っている。

日本のフットゴルフの現在地

国内では、日本フットゴルフ協会がジャパンツアーを主催している。

そこに参加する選手たちは、日本代表入りを目指しながら競技に挑んでいる。

一方で、各地域では地域ツアーが開催されており、 そこに参加する選手たちは、年に一度開催される地域チャンピオンシップを目標に それぞれの地域でプレーを重ねている。

週末になると、全国のゴルフ場でフットゴルフを楽しむ人たちの姿がある。

週末のフェアウェイ

SNSを見ていても、毎週のようにフットゴルフをプレーしている様子が投稿されている。 エンジョイとして楽しむ人もいれば、競技として真剣に取り組む人もいる。

ボールを蹴る音。 フェアウェイを転がるボール。 カップインした瞬間の歓声。

そんな一つひとつの光景が、少しずつこのスポーツの広がりをつくっているのだと思う。

そして、フットゴルフをプレーできるゴルフ場や、地域のプレーヤーたちの活動が加わり、 協会・ゴルフ場・地域の選手が三位一体となって、この競技の普及と発展に取り組んでいる。

このスポーツを、もっと大きくしたい。

なぜ、書くのか

一人の競技者として

私は、ただの観客ではない。

一人の競技者であり、 そして一人の普及者でもある。

OFGAの活動を通して、 地域でのフットゴルフ普及にも関わっている。

だからこそ見えるものがある。

フットゴルフの魅力。 そして、このスポーツが抱えている課題だ。

ルールのこと。 資金のこと。 競技者の意識のこと。 そして、このスポーツが目指す未来のこと。

フットゴルフには、まだ語られていない話がたくさんある。

このコラムでは、そうしたテーマについて、 一人の競技者として率直に書いていきたいと思っている。

フットゴルフのプレー風景
フットゴルフはまだ小さなスポーツだが、確実に広がりつつある。

このコラムで目指したいこと

正解を書こうとは思っていない。

ただ、このスポーツについて考えるきっかけになればいい。

これから競技を始める人。 今まさにプレーしている人。 そしてフットゴルフダイスキな人。

このコラムを通して、 そんな人たちと少しでも議論ができたら嬉しい。

そしてもしこの記事を読んで、 「フットゴルフをやってみたい」 「このスポーツをもっと知りたい」

そう思ってくれる人が増えたなら、 このコラムを書いた意味はきっとある。

今回は、このコラムを書く理由を記した。

次回からは、ルール、資金、競技者の意識、普及のあり方など、 このスポーツの内側にあるテーマを少しずつ掘っていきたい。

対立ではなく、対話を。

Dear Wonderful Footgolf

このスポーツには、まだ語るべき物語がある。

TKmasa

TKmasa

大阪フットゴルフ協会(OFGA)所属。 2018年より競技を開始。日本代表経験あり。 競技者として活動する一方で、関西地域での普及活動や大会運営にも携わる。

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