【大会報告】第3回 WAKO CUP GPR INVITATIONAL(フットゴルフ部門)

WAKO CUP 集合写真

第3回 WAKO CUP GPR Invitational|大会報告

開催日:2025年11月29日(土)/ 会場:和幸カントリー倶楽部(大阪府枚方市)
今年で3回目を迎えたWAKO CUP。招待選手56名が集結し、冬芝の高速グリーン、ティー位置やカップ位置の変更といった 特別設定の中で繰り広げられた24ホールの戦いは、まさに「日本最高峰」の名にふさわしいドラマに満ちていました。

① 大会概要

大会名第3回 WAKO CUP GPR INVITATIONAL フットゴルフの部
開催日2025年11月29日(土)
会場和幸カントリー倶楽部(大阪府枚方市)
主催大阪フットゴルフ協会(OFGA)
運営協力一般社団法人GPR協会
特別協賛THE WAKO
形式24ホールストロークプレー(12H × 2周)

② 見どころ

大会は、枚方市長伏見隆司様のご挨拶から幕を開けました。 「フットゴルフで枚方を盛り上げてください」──そんな温かいメッセージとともに、会場は大きな拍手に包まれました。

続く始球式では伏見市長が放った一球が、美しい弧を描いてフェアウェイに転がると、選手たちの表情が一気に引き締まり、 “特別な大会が始まった”ことを強く感じさせました。

今大会は12ホールを2周する24ホール形式。ただの2周ではなく、OUTとINでティー位置・カップ位置を変更した特別設定。 さらに昨年より開催が1ヶ月遅い冬芝コンディションとなり、ボールは伸び、止まらず、普段とはまったく違う難しさが選手を襲いました。

初代王者小林隼人、昨年度覇者立花友佑、セレッソ大阪アンバサダー酒本憲幸、 ティアモ枚方監督二川孝広、JFL得点王後藤卓磨ら豪華選手が集結。 迎え撃つホーム・大阪フットゴルフ協会の選手たち──まさに“最高の舞台”が整いました。

③ 大会結果と試合の流れ

スタートホールでホールインワンが飛び出す劇的な幕開け。誰もが“今日は何かが起こる”と感じた瞬間でした。

前半を折り返したのは川添祐介 −7での単独トップ。 追うのは初代王者小林隼人 −6、昨年度覇者立花友佑 −6という緊張感あふれる展開。

後半に入ると試合は激しく動きます。 立花友佑が18番でホールインワンを決め、続く4連続バーディの猛攻。 関西の雄・三窪秀太は後半ベストスコアを叩き出し、八谷紘希はなんと2連続ホールインワン

そして、静かに、しかし確実に勝利を引き寄せたのは小林隼人。 唯一のボギー数1つという完璧なプレーで、 −11、2年ぶり2度目の優勝を飾り、賞金20万円を手にしました。

優勝者
順位選手名スコア
1小林隼人-11
2立花友佑-10
3三窪秀太-9
4八谷紘希-9
5青木剛-8

※同スコアは大会規定により順位を決定
▼ 全選手スコア一覧はこちら(PDF / Excel)
全スコアを確認する

ハーフで提供された「ラ・コギ」特別フード

今大会ではハーフ時に、ゴルフ場レストラン「ラ・コギ」ラーメン・カレー・唐揚げが無料提供される特別企画を実施。

選手からは 「フットゴルフでハーフのタイミングで食事を摂ったのは新鮮だった!」 といった声もあり、プレーだけでなく“心まで温まる大会”となりました。

④ スタッツ分析と考察

全24ホールのうち平均ストローク3.00未満のホールが4つ。 OUT・INで設定変更されたホール(1番・4番・5番・10番)は後半の難易度が上昇し、 大会主催側の狙い通り、戦略性が強く現れた結果となりました。

プレイヤースタッツランキング

Birdie+(バーディ以上)TOP5

順位選手名Birdie+
1T三窪秀太13
1T田中雄太13
3T小林隼人12
3T川尻蓮斗12
5大塚高雅11

Par Save率(パー以上)TOP5

順位選手名Par Save率
1小林隼人95.8%
2T立花友佑91.7%
2T青木剛91.7%
2T藤原義晃91.7%
5T三窪秀太 他4名87.5%

ホールインワンを獲得した猛者たち

今大会では、なんと21個のホールインワンが誕生しました。 狙って取れるものではない、一撃必殺のショット。 会場が沸き、仲間の歓喜の声が響き渡った“あの瞬間”を、ここに刻みます。

ホールインワン獲得者 集合写真

ホールインワン賞として、海鮮餃子北京様の餃子チケット、 そして 和幸カントリー倶楽部様のプレー無料券が贈呈されました。 歴史に残る“21ショット”、心よりおめでとうございます。

▼ 大会全スタッツ
スタッツ完全版はこちら

⑤ まとめ・御礼

コース、選手、天候、ドラマ──すべてが揃った大会でした。 フットゴルフというスポーツが生み出す「熱」と「つながり」を、 改めて強く感じる1日となりました。

ご参加いただいた選手の皆さま、協賛企業の皆さま、 そして大会を支えてくださったすべての方に心より感謝申し上げます。

また次回、この場所で。 さらに熱い戦いを、共につくりあげましょう。

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